11月19日に、横浜の赤レンガ倉庫にて"JCMC2022"が開催。
弊社スタッフも京都からレースに参戦しましたので、その様子をお伝えします!
(ゼッケンナンバー075...なんと僕ら岩井商会のある京都の市街局番📞)
"JCMC2022"はメッセンジャー発の都市型バイシクルフェス。
秋晴れのお天気のなか、たくさんの自転車&ファッション系のブースや
キッチンカーなどが出店して、賑やかに。
日本最速のメッセンジャーを決める"デリバリーレース"。
現役で活躍中のメッセンジャーや元メッセンジャーがエントリーの大半。
使い込まれたメッセンジャーバッグからは"ガチ"の風格…
でもレース前には「楽しくいこうよ」といったフレンドリーな雰囲気が漂って、
ただ速さだけを競うレースとは一味違った居心地の良さが、参加者達にありました。
レースは与えられたマニフェスト(指示書)に従って、コース内に設置された
複数のポイントで荷物を受け取り別の場所に届けるという任務を
誰が最も早く完遂できるか?という内容。
荷物によっては途中経由が必要なポイントもあったり。
自分のバッグの容量や、ポイントの渋滞具合なども考えて
どこから配達する?まとめてピックアップ&デリバリー?一件ずつこまめに配達?
など、ただ速さだけを競うレースにはない奥深さがありました。
およそ100人ものメッセンジャー達が、大きい荷物や長い荷物をバッグに積んで
1時間半ひたすら配達を繰り返すデリバリーレース。
自転車から降りて走って荷物を届けるポイントや、自転車にロックを
掛けるポイントがあったり。そしてコース内の横断歩道では"歩行者優先"という
一般のレースでは考えられないレギュレーションが😲
参加して感じたのは、体力はもちろん"頭"も酷使するということ。
単純な速さだけでなく段取りの良さ、手際の良さも大きく響くので奥深いレースでした。
クローズドのレース会場ではなく、実際の街中で1分1秒を削って業務に臨んでいる
メッセンジャーの日常に準じた内容が特徴的で、とても面白かったです。
自転車で街を颯爽と走る姿、タフで洗練された佇まいやカルチャーなど。
メッセンジャーに対する関心はあったものの、直に接する機会はありませんでした。
今回一緒にレースをして、より一層メッセンジャーに対して強い興味が生まれて
更に応援したくなりました。きっとイベントを観に来られた方、たまたまその場に居合わせた方も
そう思ったのではないでしょうか。そう思わせる"熱気"が、会場にはありました。
来年横浜で行われるメッセンジャーの世界大会"CMWC"、その前哨戦を兼ねての開催となった今回の"JCMC"。
彼らがDIYで作り上げたレースに参加できて、大変光栄でした。